新本堂正面の「向拝(こうはい・ごはい)」の屋根が出来上がっていく様子です。中央部分のみ屋根が前方に張り出しており参拝の為の場所となります。
屋根の形状は「唐破風(からはふ)」と言う破風の一種です。頭部に丸みを付け、左右両端は曲線状に反っているのが特徴で日本特有の建築技法となります。銅板や瓦を使うのが一般的ですが、全体の瓦屋根との調和を考慮してチタン製になっています。強度が高い為、曲線加工が大変難しい反面、軽さや耐熱性、錆びにくさに突出して優れている素材です。
新本堂完成後、通常参拝の際はこの場所で手を合わせて下さい。