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新築について

経過のご報告

  • 2022年05月22日

    修復された御像

    新本堂の建築中に修復していただいた御像が再び安置されました。

    上から「阿弥陀如来像」「薬師如来像」「弘法大師像」です。

    修復の際、それぞれの胸板内側に文字が記されており「阿弥陀如来像」の筆が比較的読みやすく残っていました。

    「阿弥陀如来像」三枚目の画像、一行目に「日野」「七世」「住」の文字から当寺住職七世光祐を示しているように思えますが、光祐は文明12(1480)年3月11日(室町時代)に入寂しており、中心に書かれている和元号「寛永(1624〜1644)」(江戸時代・徳川家光の頃)とはかなりのズレがあります。

    ちなみに寛永元年の天皇は第108代後水尾天皇ですが、一代前(107代)は後陽成天皇で追号(死後におくられた称号)は後陽成院でした。

    左上部に記されている「百八代後陽城院」の文字と繋がりがあるのかないのか、色々と想像が膨らみます。

    「薬師如来像」の内側、左上部の文字は「貞享(1684〜1688)」でしょうか? だとすればこちらも江戸時代(徳川綱吉の頃)330余年前の作となります。

    修復された御像 修復された御像 修復された御像 修復された御像 修復された御像 修復された御像 修復された御像 修復された御像 修復された御像 修復された御像 修復された御像 修復された御像